前回の子宮内膜ポリープの搔爬手術の後一回移植したのですが陰性。
その後しばらくはPGTAで正常胚獲得を目指すもなかなか正常胚ができず、その後数回の採卵の後1つの正常胚を得ることができました。
その正常胚の移植前にポリープの再発が発覚。前回の手術では取れていなかった可能性も考えて、今回は子宮鏡手術をすることになりました。
入院前の通院
今回はKLCから大きな総合病院の婦人科を紹介してもらっての入院手術になります。
まずは初診で問診と超音波検査。後日改めて子宮鏡検査の予約を取りポリープの大きさや位置を確認。その日に手術の日程を決めました。
さらに手術で麻酔を使うため麻酔科への通院が1日、手術前の検査(心電図だったり血圧だったり)で1日。約1ヶ月の間に4日ほど通院しました。
入院1日目(手術前処置)
入院は1泊2日予定。
午前中に入院受付をして病棟へ入院。病棟で血圧や体重などの検査と薬剤師さんからの説明を受け、その後婦人科の手術を予定している方数名と一緒に手術の説明やその後の流れなどのオリエンテーション。
お昼頃に手術直前の子宮鏡検査と子宮口を広げる処置をします。ちなみに子宮鏡検査も少し痛いです。生理痛のような感じでした。子宮口を広げる処置も前回搔爬手術と同じ感じでこちらも生理痛のような痛み。人によってはかなり痛く感じる方もいるようです。同室の方が看護師さんと話す声が聞こえてきたのですが、その方はかなり痛いと訴えてました。。
1日目の処置は基本これで終了。この後はお昼ご飯を食べたり、シャワー浴びたりして翌日の手術までのんびり過ごしました。
寝る前には睡眠導入剤と下剤の処方がありました。私はもともと頭痛持ちでこの日も頭痛があったので、ロキソニンも処方してもらいました。
入院2日目(手術当日)
手術当日は朝一番目、9時ごろからの手術でした。朝に胃薬を処方され、検温してから手術着へ着替え。今回は全身麻酔のため夫の付き添いが必要だったので、ここで夫と合流してオペ室へ。
前室で夫と別れ、オペ室で名前や手術内容などの確認があり、点滴や血圧計、足のポンプ、心電図など付けていきます。最後に酸素マスクを付けて麻酔の開始。
麻酔確認のため3〜4回ほど名前を呼ばれ、その都度「はーい」と返事をします。と思ったら何か夢を見ていたような意識が朦朧とした感じになり、次の瞬間には「終わりましたよー」という声とともに目覚めました。
手術中は喉に管を入れているので、抜管するときに違和感を感じたり少し苦しいかもと言われていたのですがその記憶もなし。
そのままベッドに乗せられ前室の夫に終わったよーと報告をしてから病棟へ。(夫は手術後に取ったポリープを見せてもらったそう。)夫はここで会社へ。
最初の1時間くらいは15分おきに検温と聴診器での検査がありました。その後お昼くらいには酸素マスクを外し、昼過ぎくらいに担当医から取ったポリープの写真と次の通院の説明などがありました。
14時ごろには安静解除。きちんと歩けるかどうか看護師さんに付き添ってもらって廊下を歩きます。その後尿道カテーテルを取ってもらって手術着からパジャマに着替えてしばし安静。
16時前にはトイレに行っておしっこが出るかの確認。(大丈夫だったけど最初痛かった…。)
17時ごろにはお会計して荷物まとめて退院!
という流れでした。
私は麻酔の影響も特に感じなかったし、お腹の痛みもなく、出血も少ししかなかったので1人で電車で帰りました。でも一応全身麻酔、手術なので心配な方は付き添いを頼んだり、タクシーで帰ったりしても良いかもです。(私はデパ地下寄ってお菓子買って帰るくらいの余裕はありました。笑 手術頑張ったご褒美)
手術後の通院と不妊治療再開
退院後、約2週間で病理検査の結果を聞きに通院しました。今回は無事にポリープはしっかり取れて、病理検査も問題なし。不妊治療はその後2回生理を見送ってから再開してOKと言われました。
病院を紹介してもらってから病理検査結果を聞くまで約2ヶ月、そこからさらに2回生理を見送ったため、大体4ヶ月は治療を中断することになりました。
4ヶ月の治療中断は結構長いですが、結果としてその後の移植で無事に妊娠できたので今回はしっかりポリープを取ることができて良かったかなと思います。
子宮内膜ポリープ搔爬手術の記事はこちら↓
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